火照った頬をさますような 夕方の風はやさしい 並んで君と歩いた今日が一生物になる 何の気なしに優しい ってちゃんとわかってるのに ああ 跳ね上がる集中力 たった一言で熱い ほんの小さな兆し 夢見てしまう なんでこんなに嬉しいの なんでこんなにかなしいの 今も隣で眺めてる 遠い横顔焼きつけた ああ 今日はまだ届かない 近くにいるのに 冴えた朝の空気に 気づけば背中を探してる やけに伸びた背筋は 今日も君のせいだった たった一コマでブルー でもほんの一秒が甘い ああ 頑張れるよ まだ きっと線を引いても 超えて届いてしまう 気配、声、視線 なんでこんなに嬉しいの なんでこんなに寂しいの 相も変わらず走るのは 君の瞳が浮かぶから ああ もうこれ以上隠せない 何でもない顔して やっと気づいた強がり ああ 上手く歩けない でもそんな時ほど君は 決まって気づいちゃうから 溢れてしまう なんでこんなに嬉しいの なんでこんなにかなしいの 今も隣で眺めてる 遠い横顔焼きつけた ああ 今日はまだ届かない 近くにいるのに |